Moonlight Butterfly

iPhone購入を機に、始めてみました。
よくわからないんですが、がんばってみます('-'*)
とかいいつつ、もうかれこれ3年目っていうアワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!

permalink

 この日高屋の成長を支えてきたのが独自の出店戦略。その出店戦略とは、先行して多店舗展開していたハンバーガーのマクドナルドや牛丼の吉野家の近くに店を出す、というものです。マクドナルドはハンバーガーチェーンで長年トップの存在、吉野家も最近は勢いが衰えていますが、かつては牛丼チェーンでトップを走っていた存在。そんな2社の近くに日高屋が意識的に店を出すのは、いかにも無謀な戦いを挑んでいるように思えます。

 ところがそこには創業者神田氏の類まれな洞察力と長年の経験に裏打ちされた戦略が隠されています。


 マクドナルドや吉野家には、ファン、固定客がついています。でもいくらマクドナルドや吉野家が好きな人でも、朝昼晩の3食をすべてハンバーガーや牛丼で済ませる人はいないでしょう。朝にマクドナルドを食べたら、昼は牛丼、そして夜はビールでも飲みながらギョーザを食べて、締めはラーメンというのがありがちなパターンではないでしょうか。神田氏はそこに目をつけ、一見強力な競合相手となりそうなマクドナルドや吉野家の店舗の近くに日高屋を出店していきました。

 また、マクドナルドや吉野家は出店の際に綿密に立地条件を自社で調査しています。駅の乗降客数や人の流れを見極め、家賃相場なども踏まえながら、店が採算に乗るかどうかを2社がすでに検討してくれています。自社で行えば人手もお金も時間もかかる立地調査はすでに2社がやってくれているというわけで、日高屋はそれらを節約しながら出店する場所を決められる、というメリットもありました。

 本来強敵となるはずの競合他社でしかも業界の盟主の地位にある、できればまともな戦いは避けたい相手をうまく利用した見事な“コバンザメ戦略”です。